パールJPには世代を超えて受け継がれる物語があります。 始まりは、ツヴィ・チタヤットという若者がまさに千載一遇といえる機会を得て、高名な日本企業の真珠を取り扱う部門で働き始めた1962年に遡ります。 現在でも「真珠の街」として知られる神戸に身を移したチタヤットは、日本が世界に誇る真珠の文化にバイヤーとして最初の一歩を踏み入れました。 神戸で7年を費やし真珠産業について学んだ後、彼は家族とともに上京し、真珠の輸出と卸売りを専門とする会社を設立します。それがアミット トレーディングの始まりです。 日本の真珠業界に身を捧げた外国人というチタヤットの希有な立場は、この美しい宝を求める海外の人々に広く愛されました。 当時からアメリカ、ヨーロッパ、香港への輸出に注力していたアミット トレーディングは、真珠取引の幅広い経験と高い専門性を早くから獲得しました。 チタヤットの娘婿にあたるアビノアム・ナハマニが社長として家業に加わった1995年の段階で、アミットは世界20か国以上への輸出を行っていました。 海外の一流の卸売り・小売り業者や宝石商に真珠を輸出し、信頼を積み上げたアミット トレーディングは、輸出業で得たノウハウとコネクションを活かして事業を拡大し、東京での店頭販売を開始します。小売業は順調に業績を伸ばし、高品質の真珠をお求めやすい価格で提供する会社として、多くのお客様からご愛顧いただくようになりました。この間当社は、ダイヤモンドの取り扱いを始め、信頼できる供給源としてお客様から評判を得ました。 2016年にはチタヤットの息子のドリ・チタヤットが社長に就任しました。 彼は2011年までの6年間アミット トレーディングの小売り部門の責任者を務めており、その際にニュー山王ホテル内に店舗を立ち上げています。 その後、さらなるアミットの躍進のため日本を離れ世界的なハイテク企業に身を置きました。 彼は伝統的な真珠産業とハイテク産業というまったく異なる二つの業界に精通しており、今日のデジタル社会でアミット トレーディングが更なる発展を遂げるために重要な役割を果たしています。